お母さんの笑顔

チャプレン 司祭 越山 哲也
10月18日(土)に幼稚園のホールで「かみさまとのやくそく」の上映会を行いました。私自身が前から機会があれば是非見てみたいと思っていた映画でした。音楽もナレーションもない約2時間のドキュメンタリー映画でしたが大変深い内容で皆さんにも是非見て頂きたいなと思いました。また上映会を計画しようと思います。
 映画の冒頭で胎内記憶について研究されている医師の池川明氏が次のようなことを語っていました。

胎内記憶を語る子どもたちが共通して「ボク(私)は、人の役に立ちたくて生まれてきた」と言うのです。ちなみに“人”とは「お母さん」のことだそうです。
「お母さん」がいつも笑顔でいられるように生まれてきたというのです。
子どもたちのただひとつの真の願いは、「自分のそばにいて、いつも笑顔でいてくれること」です。

子どものために私たちは様々なことを考えます。そのためにお金もたくさん使います。
そのことは親の務めとして大切なことです。しかし、大切な事を見失ってはいけないと思いました。子どもは「お母さんが笑顔でいること」を望んでいるのです。
子育ては、思い通りにいかないことや大変なことがいっぱいありますが、それを乗り越えるために必要なのはお母さんの笑顔なのではないでしょうか。