こころの声

チャプレン 司祭 越山 哲也

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。この年末年始はどのようにお過ごしになったでしょうか?私は昨年の12月中旬から腰を痛めてしまい、病院に行ったところ「椎間板ヘルニア」でした。飲み薬と湿布などでだいぶよくなってきました。
お医者さんによると椎間板ヘルニアは必ずしも痛みがあるとは限らず誰にでもなりうる病気と言われました。私の場合は運動不足の解消と体重を減らして筋肉をつけることが大切だと言われました。大いに反省をした昨年の年末でした。
昨年の春の健康診断の際にも本人は気づいていないけど隠れ○○○、例えばヘルニア、肥満、不眠症などがあるから自分の体のセルフチェックを日頃からすることが大切ですと言われた事も思い出しました。自覚症状がないように思っていても実は体からのSOS信号は必ずあるそうです。しかし、その信号をキャッチすることはなかなか難しいことです。見た目は元気そうでも実際はそうとは限らないものです。
子どもたちの行動や言葉の背景にも必ず原因があると思います。どうしてなのだろうと悩むことが多いと思います。私も一人の親としてそう思います。そんなときには目には見えない「こころの声」に耳を傾けることにしています。具体的にはじっくりと子どもの話に耳を傾ける、自分の言動を振り返ってみるなどです。その中に子どもたちからの「心の声」信号が隠されているのではないでしょうか。
 本当に大切なことは、体も心も目には見えない隠れた部分にあるのだと思います。そのことを大事にしていきたいですね。