優しい心で

主任 栗城円

 新学期が始まって約2ヶ月が経ちました。保護者の皆様には、いつも温かく見守っていただきましてありがとうございます。4月に緊張の顔だった子ども達も、今ではニコニコ笑顔いっぱいで過ごしています。先日行われた「リオンドールコンサート」ではお客さんに元気になってもらおう、喜ばせようと元気に歌う子どもたちの姿を、とても頼もしく感じました。
 さて、行方不明だった亀のかめぞうさんが、一か月ぶりに帰ってきました。子ども達も先生達も大興奮!「おかえり!」「みつかってよかった」と安堵する子、「げんきだったかな・・」「ご飯たべていたのかな?」「さみしくなかったかな」と心配する子、子どもたちの様々な思いを聞くことができました。やさしい心で、相手の気持ちを考えること、想像することを子どもたちは日々の生活の中で自然としているんだなと感じました。自分の思いを押し付けがちになりそうですが、愛をもって相手のことを考えると、やさしい思いが溢れてくるのですね。幼稚園犬のココアも自由遊びにまぜてもらうことがあります。「ココア、おいで!」と優しく迎えてもらっています。食いしん坊で、食べてはいけないものまで口にしてしまいます。先日も落ち葉を食べようとしていました。私がダメ!!と強く叱っていると、「ちょっとどんな味がするのかたべてみたんじゃないの。」という声が。ココアの気持ちになってくれてありがとう。子ども達から、いつも優しさをもらっています。