【7月の言葉】成長させてくださるのは神さまです

私は植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。

(コリントの信徒への手紙? 3章6節)

毎朝、子どもたちをお迎えすることを楽しみにしています。一日の始まりを子どもたちの笑顔と出会ってスタートできる幸せを日々感謝しています。

さて、今は1年の間で花が一番咲き誇る季節です。先日、幼稚園で「花の日礼拝」がありました。「この花のように おひさまをあびて すくすく育つ子どもにしてください」

という聖歌を子どもたちと今歌っています。花の種に肥料を与え、水をあげるのは人の働きです。しかし、それだけでは花は咲きません。太陽の光や風にあてることが必要です。

実際に野に咲く花は誰の世話を受けていなくても毎年花を咲かせます。でも野の花も神様からのお世話は受けているのです。「この花のように」子どもたちも神さまからのたくさんのお恵みを受けて日々それぞれのペースに合わせて成長していることに感謝をし、心を向けて参りましょう。(チャプレン 司祭 越山 哲也)