2010-01-01から1年間の記事一覧

【12月の言葉】良い地となりますように

先日、ムクロジの実を拾いに行きました。この実は石鹸のように泡立つ不思議な性質があるので、夏の水遊びで楽しんでいます。ペットボトルに水と一緒に入れて振るとたちまち泡がたちますし、たらいに入れて勢いよく水を入れると泡があふれます。ソフトクリー…

【11月の言葉】秋をいただく

今年の秋は本当に短かったですね。落とし穴にでも落ちたように、急にガクンと寒くなりました。こんなときには体調も崩しやすいようです。どうぞ皆様ご自愛ください。 聖愛幼稚園の秋といえば、真っ先に思い浮かぶのは黄金に輝く大きな銀杏の木。薄黄緑色の小…

【10月の言葉】心の中に大切にしまっておきたい出来事

幼稚園では「うんどうかいごっこ」がまっ盛り。どの子も一生懸命で久しぶりの“遊び”に夢中です。ある団体競技でのこと。この競技はそれぞれのチームが、りんご・梨といった果物を書いた紙を腰から紐でぶら下げ、自分のものを取られないように、また相手のも…

【8月の言葉】愛=?

「今年は暑いですねぇ。」というのが、毎日の挨拶代わりとなっています。みんな、元気に楽しい夏休みを過ごせましたか?きっとたくましく日焼けして、いつもの人なつこい笑顔で幼稚園に戻ってきてくれるのでしょうね。楽しみです。今年の夏は、私たちにとっ…

【7月の言葉】叶う

漢字の成り立ちを紐解くと、その言葉の持つ真の意味というものが分かるときがあります。夢が叶うというときの「叶う」という字。これは、十回(十は実際の10という回数ではなく、とても沢山ということの象徴だそうです)口に出して言ったことが実現するとい…

【6月の言葉】むぎゅーたいむ

ある新聞のコラムにこんなことが書いてありました。「年老いて聴覚や視覚が衰えても、皮膚感覚は最後まで残ります。赤ちゃんと同じようにスキンシップが大切なのです。」老いや病への不安、孤独との闘いの中にあって、自分以外の人のぬくもりは多くの癒しを…

【5月の言葉】桜さく

なかなか春を満喫できないお天気続きですが、それでもこの季節は心躍ります。待ち遠しかった桜もやっと咲き、薄いピンク色の花びらを大きく開いています。その下をお家の方と一緒に、幼稚園にやってくる子どもたち。絵になるなあ・・・、と思いながらお迎えして…

【4月の言葉】スタート

桜の枝を見上げると、いつのまにか黄緑色のつぼみが沢山顔をだしていました。小さな体いっぱいに春への期待を吸い込んで、かわいらしくて、でもちょっとはずかしそうで、新しく入園してくるお友だちもきっとこんな気持ちなんだろうなと思え、とても愛しくな…

【3月の言葉】はとぐみさん!!

日ごとに春めいてきています。心が躍りだすような陽気であるはずなのに、毎年この季節には言いようのないせつなさが・・・。いよいよ、はとぐみさんの卒園です。準備も始まっています。今まですごした日々を振り返りながら、卒園式で自分が言う言葉などを考えて…

【2月の言葉】見えないものこそ

「目に見えるものよりも、目に見えないものを大切に」と心がけながら保育したいと思っています。私たちはときに目に見えるものだけに心を奪われ、人間関係においても好意をもっているということを絶えず表に出し伝えなければ、もしくは受け手としてそれが伝…

【1月の言葉】与え、分かつ

初雪が早いと根雪は遅いとご近所の方がおっしゃっていました。二学期の間はなかなか雪は積もりませんでしたが、今部屋の窓からはバケツの雪をひっくりかえしたような?雪が降っています。走り回ってわざと転んで大笑い、大きな雪だるまに得意げな顔、不意に…