山の感謝祭

落ち葉で焼き芋をし、柿をもいで食べていたこの季節。今年は残念ながらいつもと違った秋が訪れています。 今月は「収穫感謝祭」が行われます。この行事の由来は米国に渡った移民たちが収穫感謝の祈りを捧げたことによります。移民たちの開墾は困難を極め多く…

〔今月の言葉〕〔10月〕その思いのままで

思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから。 言葉に気をつけなさい それは行動になるから。 行動に気をつけなさい それは習慣になるから。 習慣に気をつけなさい それは性格になるから。 性格に気をつけなさい それは運命になるから。 〜マザー・テ…

【7月の言葉】はじめのいっぽ

この原稿を書いている間中、隣の部屋でお預かり保育の子どもたちがお片づけをしながら、♪はじめのいっぽ♪を大合唱しています。とても楽しそうで、聞いている私は幸せな気持ちに満たされます。 お祈りすること。遊ぶこと。食べること。絵本に親しむこと・・・…

【6月の言葉】正しいこと 明るいこと

だいぶ幼稚園にも慣れてきたこの頃。始めての集団生活を体験している小さなお友だちの中には、なかなか自分の思い通りにいかずにお友だちともめてしまう子もいます。例えば今日は鉄棒にぶらさがるのに、自分が先だと言い張る二人組みが言い合いになっていま…

【5月の言葉】祈りのうちに

震災から一ヶ月半以上がたちましたが、現在進行形の被災の日々が続いています。そんな中でも去年と変わらず咲く桜が私たちに力を与えてくれるように、幼稚園に響く子どもたちの笑い声は、癒しと安らぎ、前向きな明るい気持ちを与えてくれます。この子どもた…

【4月の言葉】スタート!

卒園式を間近に控えた3月11日、東日本大震災が起きました。幸い建物にも大きな被害はなく、何よりも全員が無事でいられたことに感謝です。そして、私たちとなんら変わることのない生活をしておられた多くの尊い命が犠牲となったことを、これからもずっと覚え…

「スタート」

卒園式を間近に控えた3月11日、東日本大震災が起きました。幸い建物にも大きな被害はなく、何よりも全員が無事でいられたことに感謝です。そして、私たちとなんら変わることのない生活をしておられた多くの尊い命が犠牲となったことを、これからもずっと覚え…

「スタート!」

卒園式を間近に控えた3月11日、東日本大震災が起きました。幸い建物にも大きな被害はなく、何よりも全員が無事でいられたことに感謝です。そして、私たちとなんら変わることのない生活をしておられた多くの尊い命が犠牲となったことを、これからもずっと覚え…

【3月の言葉】はとぐみさん!!

いよいよ卒園が近づいてきました。お友達との仲良し度が益々高くなり、一緒にいることが楽しくて仕方ないといった感じの子どもたちをみていると、この一年の成長に驚愕するとともに、本当にいとしくて、誇らしくて勝手に涙が溢れてきます。Aちゃんはとって…

「心の中に大切にしまっておきたい出来事」

新学期になるとお昼を食べるグループを新しく作り直します。小さい子から大きい子まで一緒に生活するこの幼稚園では、グループも縦割り。グループ単位で活動することがあるので、子どもたちが覚えやすく親しみを持ちやすいように、自分たちのグループの名前…

あなたの幸せが

あけましておめでとうございます。幼稚園には年賀状が沢山届きました。ありがとうございました。ハガキという小さなスペースが、相手を思いやる気持ちで溢れていました。それらを見ながらふと、こういった相手の喜びを自分のこととして感じる能力はいつ頃か…

【12月の言葉】良い地となりますように

先日、ムクロジの実を拾いに行きました。この実は石鹸のように泡立つ不思議な性質があるので、夏の水遊びで楽しんでいます。ペットボトルに水と一緒に入れて振るとたちまち泡がたちますし、たらいに入れて勢いよく水を入れると泡があふれます。ソフトクリー…

【11月の言葉】秋をいただく

今年の秋は本当に短かったですね。落とし穴にでも落ちたように、急にガクンと寒くなりました。こんなときには体調も崩しやすいようです。どうぞ皆様ご自愛ください。 聖愛幼稚園の秋といえば、真っ先に思い浮かぶのは黄金に輝く大きな銀杏の木。薄黄緑色の小…

【10月の言葉】心の中に大切にしまっておきたい出来事

幼稚園では「うんどうかいごっこ」がまっ盛り。どの子も一生懸命で久しぶりの“遊び”に夢中です。ある団体競技でのこと。この競技はそれぞれのチームが、りんご・梨といった果物を書いた紙を腰から紐でぶら下げ、自分のものを取られないように、また相手のも…

【8月の言葉】愛=?

「今年は暑いですねぇ。」というのが、毎日の挨拶代わりとなっています。みんな、元気に楽しい夏休みを過ごせましたか?きっとたくましく日焼けして、いつもの人なつこい笑顔で幼稚園に戻ってきてくれるのでしょうね。楽しみです。今年の夏は、私たちにとっ…

【7月の言葉】叶う

漢字の成り立ちを紐解くと、その言葉の持つ真の意味というものが分かるときがあります。夢が叶うというときの「叶う」という字。これは、十回(十は実際の10という回数ではなく、とても沢山ということの象徴だそうです)口に出して言ったことが実現するとい…

【6月の言葉】むぎゅーたいむ

ある新聞のコラムにこんなことが書いてありました。「年老いて聴覚や視覚が衰えても、皮膚感覚は最後まで残ります。赤ちゃんと同じようにスキンシップが大切なのです。」老いや病への不安、孤独との闘いの中にあって、自分以外の人のぬくもりは多くの癒しを…

【5月の言葉】桜さく

なかなか春を満喫できないお天気続きですが、それでもこの季節は心躍ります。待ち遠しかった桜もやっと咲き、薄いピンク色の花びらを大きく開いています。その下をお家の方と一緒に、幼稚園にやってくる子どもたち。絵になるなあ・・・、と思いながらお迎えして…

【4月の言葉】スタート

桜の枝を見上げると、いつのまにか黄緑色のつぼみが沢山顔をだしていました。小さな体いっぱいに春への期待を吸い込んで、かわいらしくて、でもちょっとはずかしそうで、新しく入園してくるお友だちもきっとこんな気持ちなんだろうなと思え、とても愛しくな…

【3月の言葉】はとぐみさん!!

日ごとに春めいてきています。心が躍りだすような陽気であるはずなのに、毎年この季節には言いようのないせつなさが・・・。いよいよ、はとぐみさんの卒園です。準備も始まっています。今まですごした日々を振り返りながら、卒園式で自分が言う言葉などを考えて…

【2月の言葉】見えないものこそ

「目に見えるものよりも、目に見えないものを大切に」と心がけながら保育したいと思っています。私たちはときに目に見えるものだけに心を奪われ、人間関係においても好意をもっているということを絶えず表に出し伝えなければ、もしくは受け手としてそれが伝…

【1月の言葉】与え、分かつ

初雪が早いと根雪は遅いとご近所の方がおっしゃっていました。二学期の間はなかなか雪は積もりませんでしたが、今部屋の窓からはバケツの雪をひっくりかえしたような?雪が降っています。走り回ってわざと転んで大笑い、大きな雪だるまに得意げな顔、不意に…

【12月の言葉】受けるよりも

子どもたちが毎週お捧げしている献金。「困っている人たちに使ってもらおうね。」と話しています。今年の送り先の一つは、フィリピンの子どもたち。争いや天災などで貧困を余儀なくされているそうです。現地の写真を大きく引き伸ばし、子どもたちに見せてみ…

【11月の言葉】100年ひとむかし

〜地球の人口は約60億人。一人について一秒だけ会ったとしても全員と会うには190年もかかる。〜ラジオからそんな歌が流れてきました。幼稚園に集う私たちが出会えていることは、決して偶然なのではなく、ある意味奇跡なのかもしれません。そして、百周年とい…

【10月の言葉】祈りとともに

ナーサリールーム(未就園児プログラム)に参加された方が「園児が本当にやさしいですね。」と言ってくださいました。自分が持っているおもちゃを「これで遊ぶ?」と手渡してくれた。順番が守れなくても「小さい子だからまだわからないんだよね。お先にどう…

創立百周年記念礼拝・祝賀会のご案内

100年前、米国人宣教師マリオン・メードレー女史によって創立されたわが若松聖愛幼稚園。それから二千名を超える園児たちが巣立っていきました。100年とひとくちに申し上げても、その間にはさまざまな困難があったことと想像いたします。それを乗り越え今日…

【8月の言葉】和気あいあい

今年は梅雨が長々と続く夏となりましたが、皆さんはどのような夏休みを過ごされましたか?久しぶりに会う子どもたちは、いろいろな経験をして、きっとまた一つ成長しているのでしょうね。私たちもなんだか、そわそわ楽しみな気持ちです。離れて暮らしている…

【7月の言葉】名前は祈り

名前はその人のためだけに 用意された祈り 若き日の父母が 子に込めた願い 幼きころ 毎日 毎日 数えきれないほどの 美しい祈りを授かった 祈りは身体の一部に変わり その人となった だから心を込めて呼びかけたい 美しい祈りを (毛里 武)研修へのご理解を…

【6月の言葉】自然の恵み

「先生!来て来て!赤くなってる!」子どもが一人、一大事件だとばかりに走りよってきました。行ってみるとそこにはイチゴが一粒赤く実っていました。何日も何日も「まだかなあ。」と待っていたイチゴです。「とっていいよ。」と言うとちょっとびっくりした…

【5月の言葉】となりのこいのぼり

幼稚園のこいのぼりは、運動会の万国旗のように横に連なっています。吹き流しや真鯉は大きくて地面に着いてしまいますが、手で触ったり、端を持って人力でそよがせたりできるので、かえって子どもたちには好評のようです。こいのぼりを見上げる子どもたちの…